冷え性なのにお風呂がめんどくさい!シャワー派の私が重炭酸入浴を続けている理由

食事・健康法

みなさん、お風呂ではちゃんと湯舟につかっていますか?

私は長年、ほぼシャワーだけで済ませていました。と、いうのも。

ひたすらめんどくさかったからです。

私は一人暮らしなので、お湯をためても入るのは一人。

「一人のためにこんなにお湯を使うの、もったいなくない?」

と思う。

しかも湯舟にお湯をためたら、当然ながら浴槽も洗わなければならない。

めんどくさい。

さらに私は、湯舟でじーっとしているのがあまり得意ではありません。

短時間で出ると、

「せっかくお湯をためたのにもったいない」

と思うし、長時間入っていると、

「お風呂だけでこんなに時間使ってる!」

と夜の時間がせわしなく感じる。

細かい理由まで言い出したらキリがありません。

つまり一言でまとめると、

めんどくさい。

これに尽きます。

とはいえ、不潔なのは嫌。

どんなに疲れている日でも、シャワーだけは必ず浴びています。

特に真冬。

寒い日に帰宅して、いったん部屋でまったりしてしまうと、

「シャワー浴びるのめんどくさい」

が、倍々の倍くらいに膨らみます。

なので帰宅したら、何より先に熱いシャワー。

そのあと部屋着に着替えてゴロゴロする。

至福です。

冷え性なのに、お風呂には入りたくない

そんな私ですが、子どもの頃からかなりの冷え性です。

いまだに足先には毎年「しもやけ」ができます。

冬の寒さも、本当に堪えます。

寒さがつらくて毎年3回くらい泣いています。

「そんなに冷え性なら湯舟につかれよ!」

はい。

まったくもって、おっしゃる通りです。

でも、ね。

めんどくさいんです。

これまでにも、

「今度こそ湯舟につかる習慣をつけよう!」

と何度もチャレンジしました。

しかし、たいてい1日頑張っただけで終了。

三日坊主どころか、三日にも到達しておりません。

そんな私が現在、毎日とはいかないものの、週の半分くらいはちゃんと湯舟につかっています。

そのきっかけになったのが、

「重炭酸入浴」

でした。

原田宗典さんの記事で「重炭酸入浴」を知る

きっかけは、作家の原田宗典さんが「重炭酸入浴」について話されているインタビュー記事を読んだことでした。

たしかYahoo!ニュースで読んだと記憶しています。

長年、躁うつ病を患っていた原田さんが、病院で勧められた重炭酸入浴剤を使って入浴するようになり、その後、体調が良くなっていったという内容でした。

もちろん、これは原田さん個人の体験談であって、重炭酸入浴が躁うつ病を治療するという意味ではありません。

でも私にとっては、とても印象に残る話でした。

学生時代、私は原田さんの抱腹絶倒エッセイに何度も笑わせてもらっていました。

病気のことを知ったときは驚いたし、ずっと元気になってほしいなと思っていたんです。

そんな原田さんの記事に登場した「重炭酸入浴」。

読んでいる途中から、

「なにそれ、気になる!」

となり、読み終えるなり検索。

入浴剤を使えば自宅でもできると知って、さっそく購入して試してみました。

重炭酸入浴とは?

「炭酸のお風呂」と聞くと、シュワシュワと泡が出る入浴剤を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

私も最初は、だいたい同じようなものだと思っていました。

でも調べてみると、重炭酸入浴は少し考え方が違うようです。

重炭酸入浴剤では、重曹とクエン酸を反応させて重炭酸イオンを発生させ、中性のお湯の中に長くとどまるように設計されています。

私の愛用しているHOT TABという入浴剤では、有効成分による温浴効果で血行を促進し、冷え症や疲労回復などの効能が表示されています。

つまり、

「炭酸風呂のちょっと豪華版」

というより、

「炭酸を利用してつくる、重炭酸イオンのお風呂」

くらいのイメージでしょうか。

私が重炭酸入浴について調べているときに出会ったのが、小星重治さんの著書『体温を1℃!上げなさい』でした。

この本では、重炭酸温浴と血流の関係について、重炭酸入浴によって体内でNO(一酸化窒素)の産生が促され、血管が拡張することで血流がよくなる、という考え方が紹介されています。

私はこの説明を読んで、

「なるほど。だから普通のお湯とは温まり方が違うという話につながるのか」

と、重炭酸入浴にますます興味を持ちました。

ただし、ここで紹介した仕組みは、あくまで私が『体温を1℃!上げなさい』を読んで理解した内容です。

私は重炭酸入浴を何かの治療としてではなく、毎日の入浴を楽しむ方法のひとつとして取り入れています。

重炭酸入浴剤はいろいろあります

現在は、さまざまなメーカーから重炭酸タイプの入浴剤が販売されています。

たとえば、

  • HOT TAB(株式会社ホットタブ)★私が読んだ本の著者の方の会社だそうです
  • BARTH(アース製薬)
  • moiscle(アイリスオーヤマ)
  • 無印良品の重炭酸タイプの入浴剤

など。

商品によっては医薬部外品として販売され、温浴効果による血行促進や、冷え症・疲労回復などの効能が表示されているものもあります。

たとえばBARTHの薬用中性重炭酸入浴剤も医薬部外品で、37~40℃のぬるめのお湯に溶かし、15分以上入浴する方法が紹介されています。

私はこれまでBADEN TABとHOT TABを使ってみて、現在はHOT TABをメインで使用しています。

使い方は簡単。ですが……

使い方はいたって簡単。

浴槽にタブレットを入れて、しっかり溶かしてから、ぬるめのお湯にゆっくりつかります。

……ここで私は、大事なことを身をもって学びました。

タブレットは、きちんと溶かしてから入りましょう。

なぜなら私は、

溶け切っていないタブレットを浴槽の中で踏み、滑りました。

しかも、そのとき絶賛五十肩中。

このあと私は、

お風呂場で裸で泣くことになります。

重炭酸入浴剤のタブレット、結構ゆっくり溶けます。

特にHOT TABはゆっくり溶解するようにつくられており、公式サイトではお湯の温度にもよりますが、15~30分ほどかけて溶けると案内されています。

適当にポーンと浴槽へ投げ入れ、

「さあ入ろう!」

とすぐに足を踏み入れると、まだまだタブレットの存在感が半端ないことがあります。

ちなみにBARTHの公式サイトにも、

「すべて溶けてから入浴してください」

と、ちゃんと書いてありました。

メーカーさん。

私は身をもって理解しました。

皆さんもお気をつけください……。

無色透明・無香料なのも気に入っています

私が使ったBADEN TABとHOT TABは、使用感としてはかなり似ていました。

お湯は無色透明。

タブレットを入れると泡が出ますが、一般的な炭酸入浴剤のように「シュワシュワを楽しむ!」という感じではありません。

そして私が気に入っているのが、無香料・無着色であること。

裸で全身つかるものなので、私はできるだけシンプルなもののほうが好きです。

香りにも好みがありますから、無香料なら使いやすい。

香りも楽しみたい方は、浴用としてつくられた香り付きの商品を選ぶのもよさそうです。

で、実際どうなの?

さて。

一番気になるのは、

「実際、重炭酸入浴ってどうなん?」

というところですよね。

私の感想は、

確かにいい……ような気がします!

すみません。

なんとも頼りない感想です。

私はもちろん、最初に重炭酸入浴を知るきっかけになった原田宗典さんと同じ体験をしたわけではありません。

ただ、冷えについては以前より少しマシになったように感じています。

とはいえ、ここには大きな問題があります。

以前の私は、そもそも湯舟につかっていませんでした。

シャワーだけだった人間が、週に何度かぬるめのお湯につかるようになった。

これだけでも当然、体の温まり方は変わります。

なので、

「これは全部、重炭酸入浴剤のおかげです!」

とは、とても言えません。

ただ一つ、はっきり言えることがあります。

重炭酸入浴を知ったことで、私はお風呂につかるようになりました。

これまで何度チャレンジしても三日坊主にすらなれなかった私が、毎日ではないものの、週の半分くらいは湯舟につかっています。

私にとっては、それだけでもかなり大きな変化でした。

毎日は高いので、ほかのお風呂も楽しんでいます

気に入っている重炭酸入浴剤ですが、一つだけ大きな問題があります。

なかなかのお値段です。

毎日使うとなると、結構な金額になります。

そこで私は、気分やその日の時間に合わせて、ほかの入浴方法も使い分けています。

その一つが、エプソムソルト。

エプソムソルトの正体は、名前に「ソルト」とついていますが塩ではなく、硫酸マグネシウムです。

「マグネシウムを皮膚から吸収できる」と紹介されることもありますが、経皮吸収については十分な科学的根拠が確立しているとは言いにくいようです。

ですが私は、

「マグネシウム補給!」

も、出来たということにしておこうと思っています。

エプソムソルトを入浴剤に使うと、普段よりよく発汗する気がします。ですので、仕事で嫌なことがあった日なんかは、

だーーーーーっと汗をかいて、邪気を追い払っています。

※邪気が出ていくのは完全に私のイメージです。

そしてもう一つが、ビタミンC粉末。

こちらは水道水の塩素対策として使っています。

「今日は長風呂する元気はないけど、数分くらいは湯舟につかろう」

という日に使うことが多いです。

ほんの少量で済むので、とにかく経済的。

たまに、

「今日は数分だけ!」

と言いながらビタミンCを入れたのに、気づいたら長風呂している日もあります。

そんな日と重炭酸入浴の日を比べると、私の場合は、重炭酸入浴のほうがお風呂上がりのホカホカ感が続きやすいように感じています。

あくまで私個人の体感ですが、この感じは結構好きです。

めんどくさがりの私を、お風呂につからせてくれた

重炭酸入浴を始めたからといって、私は突然「お風呂大好き人間」になったわけではありません。

いまだに、

「お湯ためるの、めんどくさいなあ」

と思う日もあります。

毎日入れるわけでもありません。

それでも、

シャワーだけだった私が、週に何度か湯舟につかるようになった。

以前の自分から考えれば、これは結構すごいことです。

冷え性なのに、お風呂につかるのはめんどくさい。

そんな矛盾した人間でも、

「今日は重炭酸風呂にしようかな」

と思えるものが一つあるだけで、習慣って少し変わるものなんですね。

あとはもう少し、お値段がかわいくなってくれれば最高なのですが。

そして最後にもう一度。

タブレットは完全に溶かしてから入りましょう。

五十肩の人間からの、切実なお願いです。

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